団塊の世代の離婚
団塊の世代は、夫は外で働き、妻は家庭を守るということが一般的な考え方でした。
そして男尊女卑の考えが根強く残っていたのです。
そのため、女性は結婚生活の間、長年我慢を強いられていたわけなのです。
これが、一昔前の時代なら、女性の役割はそういうものというあきらめと受け入れている側面がありました。
しかし現代は、女性の社会進出も珍しくなくなりました。
また長寿化していることもあって、男性が退職後も元気で長生きするということもあります。
さらに女性も、熟年といわれる年を迎えても元気で活発に生活できるようになりました。
さらに、女性の社会進出も珍しくなくなったため、女性でも一人で働きながら自立できるようになってきています。
こういった環境の中で、子どもの養育が終わり、いよいよ自分の時間を楽しめるようになった女性たちが、長年の我慢を爆発させ、自分も自立して生き生き生きたいと願うようになった結果、熟年離婚が増加することになりました。
女性の価値観の変化が、熟年離婚の大きな原因ということが出来るでしょう。
熟年離婚をする女性にとっての原因は、主に夫が家庭を顧みない、妻を女性として扱わない、性格の不一致、夫に趣味がない、夫が妻に頼りすぎていて自分で何もしようとしないということがあります。
また男性にとって熟年離婚の原因となるものは、性格の不一致や妻を女性としてみられない、妻に頼りすぎてしまうなどでした。
これはとても興味深いことなのですが、女性は男性を責め、男性は自分を責める傾向にあるのです。
そのため、熟年離婚の主な原因は、男性側にあると思われがちです。
具体的にみてみると、家の中でゴロゴロしているだけで自分で動かず、家庭を顧みている様子がないということや、「誰のおかげで…」といったり、見た目のことで非難したりというように、罵声や暴言を吐くこと、甲斐性がない、不倫している、酒乱がある、暴力がある、借金がある、義父母と性格が合わないし、老後の面倒をみたくない、夫婦の会話がない、自分に好きな人がいる、だらしない性格が嫌、ギャンブル、具合が悪くても態度が冷たいなどがあります。
夫婦によって離婚する理由は様々ですが、生活の中でのちょっとした価値観の違いや思いやりのない態度が積もり積もって熟年離婚につながっているようです。
熟年離婚回避には、男女ともに「思いやり」がキーワードとなることは、間違いなさそうです。
2011年06月01日 |
カテゴリ:離婚